公益財団法人
日本医療総合研究所とは
財団法人日本医療労働会館・国民医療研究所は、2013年4月より「公益財団法人日本医療総合研究所」として生まれ変わりました。
財団法人日本医療労働会館(旧)は、保健・医療・福祉に携わる労働運動関係者が協力しあい、1979年2月に「日本医療労働会館を管理運営し、労働者の健康の増進と福祉の向上に寄与すること」を目的に設立され、日本医療労働会館(建物)の管理運営、医療労働者の労働条件その他の医療労働問題の調査研究、労働者の健康の相談その他の福利厚生に関する事業等を行いながら、33年にわたり実績を積み上げてきました。

出版物
日本医療研究所から出版された書籍の紹介
皆保険を揺るがす「医療改革」
「自助」論やTPPがもたらすもの
誰もが気軽に病院にかかれる国民皆保険制度。日本が世界に誇るこの制度が、TPPや「税と社会保障の一体改革」の中で危機にさらされている。保険制度改革、診療報酬改定、薬価問題、地域包括ケア、看護体制の再編など、市場化・営利化の動向を包括的に分析。「自助、共助、公助」論などを口実に進む医療保障破壊を告発する。

コロナ禍で見えた保健・医療・介護の今後
新自由主義をこえて
なぜ医療が崩壊するのか、いつから感染症に弱い国になったのか。私たちは重い問いに直面しています。戦後の医療・保健の歩みと歪み、介護現場や貧困問題の実態と構造、医療のデジタル化や「全世代型社会保障改革」など新自由主義の展開――歴史的で多角的な検証をふまえ、現在地から医療・福祉再生の道を探った労作です。

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